【書道部】全国硬筆作品展で日本PTA全国協議会会長賞(個人賞全国2位)を受賞しました。

書道部の森角さん(高2)が、日本書写研究会主催「第68回全国硬筆作品展覧会」で日本PTA全国協議会会長賞を受賞しました。全国から多くの応募が集まる伝統ある大会で、個人賞としては2番目にあたる高い評価を受けました。このほか、長谷川さん(高2)が大阪府教育委員会賞、大島さん(高2)が日本書道芸術連盟協議会賞を受賞しました。

部員3名が、全国上位入賞を果たす!

日本書写研究会が主催する「全国硬筆作品展覧会」は、全国の中学・高校・大学生、一般を対象にした硬筆作品の公募展で、今年で68回目を迎えました。長い歴史と高い評価を誇る全国規模の大会として知られています。

本校書道部は例年、この作品展に作品を応募しています。今年度も、部員が日々の活動を通して書き上げた作品を応募した結果、高2の森角さんが「日本PTA全国協議会会長賞」に選ばれ、全国でも上位に入る快挙を成し遂げました。

また、高2年の長谷川さんが「大阪府教育委員会賞」、同じく高2年の大島彩音さんが「日本書道芸術連盟協議会賞」を受賞しました。それぞれが独自の筆致と表現力を評価され、入賞を果たしました。

生徒たちは受賞を励みに、さらに高い目標をめざして日々の練習に励んでいます。

森角さん(2年)

「感謝を綴る」

母の「継続は力なり」という言葉に背中を押され、幼い頃から書道と硬筆を習い始めて、気づけば10年が経ちました。

AIが発達し、便利な世の中になっていますが、人の手で書かれた文字には、温もりや思いが込められていて、AIには真似できない力があると感じています。

だからこそ、私はこれからも書道と硬筆を続け、自分の文字で人の心を動かせるようになりたいと思っています。

今回の受賞にあたり、これまで見守り支えてくれた両親と祖父母、そしていつも温かくご指導くださっている書道教室の師範に、心から感謝の気持を伝えたいです。

この経験を励みに、更に技術を磨き、より心のこもった作品を目指して努力していきます。

長谷川さん(2年)

文字で表現する美

文字の形や線の流れ、全体のバランスに気を配り、1つ1つの文字を丁寧に仕上げる楽しさを感じながら書いた作品が評価され、大変嬉しく思います。日頃から部活動で積み重ねてきた練習を生かし、自分の想いを作品に込めることで、文字の美しさや魅力を表現することができました。この経験を通して、努力を継続することの大切さや、美しく文字を書くことの楽しさを改めて実感することができました。活動を支えてくださっている方々への感謝の気持ちを胸に、今後もさらに技術や表現を追求し、集中力や粘り強さを生活の中でも反映していけるよう精進します。

大島さん(2年)

書くことで伝えるということ

今年度も受賞でき、とても嬉しく自信に繋がりました。

審査員の方々の目を引くような作品はどのような作品か、自分の字の特徴は何かなどを一から考え直し、線の強弱や配置にも工夫を凝らして書きました。一枚一枚を丁寧に仕上げることで、作品を通じて気持ちを伝えることの大切さを実感しました。

今後もこの経験で得た集中力や忍耐力を、部活動や学校生活に積極的に活かしていきたいです。また、冬には毛筆作品の展覧会もあるので、結果を残すことができるように精一杯練習に励みたいと思います。

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