小論文コンテストで、本校生徒が優秀賞を受賞しました。

「高崎健康福祉大学 高校生論文コンテスト2023」において全国478点の応募の中から本校2年生の大嶋ひなたさんが優秀賞を受賞しました。また、本校が学校賞を受賞しました。

「SDGsで協調する社会―私たちの提案・実践―」を論文テーマとするコンテストでしたが、受賞した大嶋さんは「おしゃれ減税」を論題として応募しました。

なお、最終選考に進んだ論文の執筆者として、本校から3名が健闘を讃えられ、氏名・論文名が公表されました。

  • 髙橋 杏(狭山ヶ丘高等学校2年)「消費電力削減のための渡り鳥計画」
  • 福田 孝太郎(狭山ヶ丘高等学校2年)「ところバスを例とした公共交通機関の活性化」
  • 吉田 康真(狭山ヶ丘高等学校2年)「質の高い教育を皆に」

受賞生徒コメント

論文執筆が夏休みの課題となったことをきっかけに身の回りのSDGsについて考えました。我が家の場合、衣替えは1日で終わらず、2日かかってしまうほどに洋服が多く、着なくなった洋服を捨ててしまいます。このことから、おしゃれをしながら環境にも配慮する方法はないか、考察しました。

まさか自分が受賞するとは思っていなかったので驚きました。他の人に「おめでとう」と言ってもらえて嬉しいです。

国語科主任コメント

この度は、本校生徒が「優秀賞」を受賞したほか、「最終候補作品」として3名が公表されました。生徒の創造力と執筆までの努力に心から敬意を表したいと思います。

本校では、大学入試を見据えた小論文指導を、高校1年生(付属中学校では、中学1年生から)から段階的に行っております。各行事ごとでの鑑賞文や寄稿文の執筆や、国語の授業では文構造の組み立て方を学ぶことを通じて、自身の思いを言語化し文章として表現する能力を育んでいます。

高校2年生では、夏季休業期間を利用して生徒たちに小論文1本を書き上げることを課題としました。今回、その小論文を応募しましたところ、「優秀賞」という栄誉ある賞を生徒が受賞し、さらに「学校賞」までいただきました。

こうした成功体験を通じて生徒の自己肯定感を高め、どのような分野に進んでも必須となる表現力・文章力を身につけ活躍できる人材となるよう、引き続き教育活動を進めて参ります。