付属中学校では、1学期中間考査後に、学校行事の一環として軽登山を実施しました。1年生は物見山・高指山・日和田山に、2年生は丸山に、3年生は子ノ権現にそれぞれ登りました。前日までは雨予報が心配されていましたが、当日は時折、日も差し込む絶好の登山日和となりました。生徒たちは、新緑の中、鳥のさえずりを聞きながら、心地よい汗を流してリフレッシュするとともに、仲間と協力し励まし合いながら山頂を目指すことで、達成感と一体感を味わうことができました。
1年生|物見山・高指山・日和田山(日高市)



初めての軽登山を通して、友達や団体行動の大切さを学びました。
軽登山では登っている途中ではとても疲れてしまい、足も痛く動きたくないときがたくさんありました。しかし、周りの友達やクラスメイトとの声掛けや山頂からの景色を見るという学年での目標があったからこそ、最後まで登りきれたのだと思います。途中のお昼休憩では、友達といろいろな話をして、笑いながら食べることができてとても楽しかったです。
今回の軽登山は大勢で歩きましたが、みんなが話を聞く時は聞けていたのでスムーズに行動することができました。1つだけ残念だったことは昼食後の集まりです。みんなが決まった時間に決まった場所に集合できなかったことが残念でした。私は、副ルーム長なので責任感を持ち、時間をよく見ればよかったと思いました。今回は協力と周りを見ることができていないときがあったので、次につなげていきたいです。
2年生|丸山(横瀬町)



今回の軽登山を通して、私は自然の良さと仲間の大切さを改めて感じました。
山の中にある植物をよく見てみると、場所や標高によって生えている植物の種類が違うことが分かりました。また、川などの水辺に生える植物もあり、理科で学んだことを思い出すきっかけにもなりました。頂上には展望台があり、広大な景色が広がっていてとてもきれいでした。
今回登った丸山は、去年登った山よりも登るのが大変でした。急な坂道や岩場、滑りやすい土の場所もあり、転びそうになるときもありました。しかし、みんなでお互いに手を差し伸べあったり、声をかけあったりすることができ、友達との仲をより深めることができました。
このように、みんなで協力し合いながら何かをするのは学校行事でしかできないことだと思うので、この軽登山を良い時間にすることができてよかったです。
3年生|子の権現(飯能市)



私達3年生は子の権現に登りました。去年登った丸山と比べると標高が約300m低い山でした。1年生のときは「きつくて辛い」としか思っていなかった軽登山が、今では楽しみな行事の1つになりました。前日までの天気が雨予報で、中学校生活最後の軽登山ができなくなるのではないかと不安な気持ちでいっぱいでした。しかし当日は晴れ、そのおかげできれいな景色を楽しむことができました。
去年の丸山と比べると急な場所は多くありませんでしたが、足元が不安定な場所が多かったため、クラスメイトと手を取り合い協力し、辛いときは声を掛け合ってお互いを励まし合うことができました。自分1人だけのことを考えずに周りを見て行動し、助け合うことの大切さを学ぶことができ、とても良い最後の軽登山となりました。今回学んだことを今後の行事や中学卒業後の高校生活でも活かしていけるよう頑張ります。