26日(土)に、中等部三学年研究発表(ポスターセッション)を実施しました。この発表は、一年次から調べ学習や自分の興味関心のある分野について理解や考察を深める練習を段階的に行い、三年次に課題研究として論文を執筆するという活動の集大成です。論文執筆には約一年かかり、自身でテーマを設定して一から調査し執筆します。三年生は自身の執筆した論文とは別に発表用のポスターを作るとともに、プレゼンテーションの方法を学びました。一・二年生は、先輩たちの発表を聴き、自身のスキルアップに役立てます。
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本来であれば、三年生の発表を一・二年生が自分の興味や関心に合わせて自由に見学する方式が理想的でしたが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、密集及び密接状況を避ける観点から、来年度論文を執筆する二年生は実際の発表の場で、一年生は教室でのリモート視聴という形式を取りました。発表会場でも全員のマスクの着用はもちろんのこと、発表者と聴衆の間隔を十分に取るとともに、窓及びドアを常時開放し密の回避を徹底しました。
リモート発表者はマイクを手に取り発表しました 現場の質疑応答もリモートで届けられます リモート教室の様子① リモート教室の様子②
本校ではこのような活動を通して、豊かで優れた「知識・技能」及び「思考力・判断力・表現力」を持った生徒の育成を目指しています。このような能力は、理想とする自己を実現し、将来社会で活躍していくこと、そのために変化の過渡期にある大学入試を突破することに大いに役立つと考えています。
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