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校長挨拶Principal greeting

人間に生まれついての能力差はない

 小川校長の写真 

 「人間に生まれついての能力差はない」これが本学園の根本理念である。差があるとすれば、自身の能力を最大限に発揮させるため、自分の限界に挑戦するか否かだけの問題である。あらゆる生徒に無限の可能性がある。青年の肩の向こうに、輝かしい未来を見つめ続けているのが、狭山ヶ丘学園だと知ってほしい。誰でも、粘り強く課題に挑戦し続け、頑張り抜く意志があれば、必ず自分自身を大きく開花させることができる。
 狭山ヶ丘はその能力を開花させることを以て、我らの使命と心得る。正規の授業の質的向上は勿論、参加自由の入学前特別ゼミ、朝ゼミ、放課後ゼミ、春、夏、冬等、長期休業期間における講習の充実にも、全力を尽くしている。すべて無料である。自らの無限の可能性を信じ、狭山ヶ丘学園に諸君の未来を託してもらいたい。
 昨年度の入学前特別ゼミでは、オックスフォード大学出版の「Love Story」という悲しくも美しい物語を読解した。400人を収容できる講堂がほぼ満席になるほどの参加者であった。本年度も同様に「Helen Keller」(IBCパブリッシング出版)の読解に挑戦した。朝8時30分から午後4時30分まで、英語漬けになる。その結果、入学前の4月1日からの5日間で、飛躍的に英語の読解力が伸びている。入学前特別ゼミや入学後のゼミ・講習は全て無料である。本校には、正規の学納金以外に、寄付を頂いたという歴史もない。
 本校の生徒は、全員が大学進学を希望している。大学入試の難関突破に、成功するか否かの分かれ目は、授業への取り組みと自学自習の態度を確立できるかどうかにかかっている。
 本校の自学自習態勢は、相当なものである。中央図書館、中学生専用図書館、更に200人収容できる自習室を用意している。希望者は夜9時まで、自習することができる。但し、保護者の同意書が必要である。夜9時になると、スクールバスで武蔵藤沢、入曽、狭山市、川越の各駅に送り届ける。安全確保のため、女子は必ずこのスクールバスを利用しなければならない。そして、自宅最寄り駅には保護者の迎えがなくては、夜9時まで残ることはできない。安全確保のためである。この自習室をフルに活用した卒業生は、例外なく第一志望校を突破している。
 狭山ヶ丘高校は、本年度、複数の東大合格を達成できると考えている。すでに、昨年、北大、東北大、医大等の難関大学に、相当数の合格者が出ている。T類・U類は、国公立、早慶上理の獲得は逃したくない。V類はそれぞれ個性にあった大学を選ぶことになろうが、その時も、自分の最高の実力を発揮出来たときに達成すべき目標を見失いたくないものである。
 授業の充実は当然のことだが、本校は教師の世代交代のサイクルの関係で、目下、若い教職員が充実している。学歴と並んで指導力の水準も極めて高い。40代の優秀教員が、日々、若手をより高い方向へと導いている。入学生諸君の期待に十分応えられるものと確信する。
 狭山ヶ丘の生徒にも、欠点はある。図書館を兼ねた自習室では読書している生徒を、殆ど見かけない。時間を勉強に使い、読書する量が足りないのである。読書はあらゆる教科の基礎力を養う。現在、大学入試改革が進められているが、「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」がより重視される方向にある。この新たな入試に対応する最も大きなカギは、読書だと我々は考えている。何としても本校生には読書する習慣を身に着けて欲しいのである。
 校則はないわけではないが、その必要がないくらい、生徒の生活態度は立派である。本校は、茶髪、マニキュア、ピアスを許さない。少なくとも、高校の3年間だけは、親からもらった身体に誇りを持って、生活して頂きたいのである。しかし、それらを禁止する必要がないくらい違反する生徒は少ない。絶無と言っても良いかも知れない。
 校舎は、5階建ての1号館、7階建ての2号館、地上5階地下1階の3号館、そして体育館である。いずれも、いかなる地震にも対処できる完全な耐震構造である。地震を想定した避難訓練をすると、在校生からは「この完璧な校舎から、どこに避難するのですか?」と尋ねられたという笑い話がある。
 総合グラウンドはサッカー場、野球場、サブグラウンド、弓道場、テニスコート等、埼玉一と言える程、広く充実している。現在、グラウンドでは新管理棟(仮称)の建設に取りかかっている。諸君が入学してくる来年度の5月には、完成予定である。大きな柔剣道場や更衣室、トレーニングルームやマシンルーム、部室などが完備される。
 体育祭はメットライフドームで行われている。雨に左右されることはない。また、熱波の時にもドームの下で、悠々と競技を行うことができる。
 修学旅行の行先はハワイである。以前、ヨーロッパに行っていたが、テロ等安全面での不安から現在は避けている。政情が安定したら、イギリス一国ないし英仏の二か国にしたいと思っている。日程は8日間。旅費は意外に安い。毎月積み立てて行くから、さほど心配したものではない。
 文化祭は9月上旬に、「狭丘祭」と銘打ち、行っている。高校3年生はクラス単位で趣向を凝らし、「模擬店」を行う。懸命に調理したり、調理した物を販売している姿は、いつもの勉学に励んでいる生徒とは別人かと思うほど、新鮮な感動を与えてくれる。1・2年生もクラス全員が協力して、展示やゲームコーナー、自主制作DVDの上映など、工夫をこらし、必死に客引きをしている。青春真っ只中だなあとしみじみ思う。
 野球、サッカー、女子バレーボール、吹奏楽等、部活動が活発なことも本学園の自慢である。学問、部活動の両面において、今まさに大きく飛躍を遂げようとしている狭山ヶ丘の戦列に、加わって頂きたい。

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