吹奏楽部「アンサンブルコンサート2021」

アンサンブルコンサートを通して得たもの

(高校3年 小峯陽花)

私たち吹奏楽部は、3月26日(金)に所沢市民文化センター ミューズにおいて「アンサンブルコンサート2021」を開催しました。

今年度は新型コロナウイルスの影響で、例年参加していたイベントの多くが中止となったため、今回のアンサンブルコンサートは3年生が引退して新体制となってから初めての校外での発表の場となりました。このような状況下にありながら演奏会を行えたこと、そして約半年ぶりに多くのお客様に私たちの演奏を聴いていただけたことを心から嬉しく思います。

特に目標の1つとしていた新人戦が延期・中止となり、私たちはどこへ向かって進んでいくべきかわからない状態でした。そんな中で先生方が用意してくださったこのステージは、私たちに大きな目標を与えてくれるまさに希望の光のように感じました。

しかしそれと同時に、演奏面、そして部活動を運営していく中での課題も多く見えました。特に、普段の行動や人柄は本番になったときの行動や音に顕著に現れる、ということを身に染みて感じました。普段できていないことを本番の時にだけ意識して変えようとしても絶対に変えられない。このことを常に心がけて生活しなければ、次の本番でもまた同じ失敗や反省を繰り返し、何も成長できないまま終わってしまいます。この状況を変えていくために、現状見えている課題から決して逃げることをせず、まずは自分と、そして部活動全体と向き合い、後悔のない活動をしていきたいです。

最後になりますが、6月6日(日)に所沢市民文化センター ミューズにおいて、第44回定期演奏会を開催する予定です。聴いてくださるお客様に楽しんでいただけるよう万全の準備をしてまいります。ぜひお越しください。

顧問から(内山直哉)

アンサンブルコンサート開催にご協力いただいたホールスタッフの皆様、撮影業者の皆様、OB・OGの皆さん、急な開催のお知らせにも関わらずご来場いただいた多くのお客様、日頃から吹奏楽部の活動にご理解とご協力くださる保護者の皆様、教職員の方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。